奈良は大人の味

雑談。

そのへんの人々の会話の中からも学べることは多い。

さっきスタバにて、となりの席の男女が

男「奈良に美味しいもんないし」

女「確かに。奈良ってあんまりないですね」

 
という会話を聞いた。
 
何という独善的な奈良観!笑
あの男性は、一体奈良の何を知って「美味しいものはない」と断言しているのか?
現実を観察をして評価・結論を出すことをjudge、
しかし現実を観察をせずに評価・結論を出すことをprejudice、
偏見と言う。

彼の奈良観は現実を無視した独善的な偏見のそれだ。

僕が奈良をフォローする義理はないが、
奈良から来ているスタッフや友人がいるし、
何より僕は偏見よりも現実を大切にしたい。

奈良に美味しいものは現実にあるもの。

まず柿の葉寿司は食べたのか?
おやつに団子庄もなかなか良いし、
埴輪饅頭も可愛いやないか。
 

彼ら、その後にも色々な話をしている。饒舌に、世の中のことを知った風な口を利いてはいるが、いずれの話も果たしてどこまで信用していいだろうのか。ちょっと不信になる・笑

男性がその後で、トイレを探しに席を立ったかと思いきや、一瞬で戻ってきて、何も言わない。

「ここにトイレはない」

「確かに」

とでも言うつもりか?